金融庁は、FX店頭取引において、現行のレバレッジ25倍から10倍に引き下げる事を検討中との事。
これに対して、FX業者や、個人投資家から猛烈に反対しているとの事。
とうとう来ましたね。
レバレッジ10倍規制案が。
ハッキリ言って、
国内口座メインの個人投資家は死活問題でしょう。
未だハッキリとは決まっていない状態ですが、
前回の規制の時も、投資家から同じように猛反発を受けていたにも関わらず、
レバレッジ200倍~400倍から一気に25倍に縮小しました。
前回の規制と同様、今回も「個人投資家保護」が理由のようですが、
そもそも、レバレッジが10倍だろうが100倍だろうが、
口座破綻の原因は、資金管理の甘さが大きな要因なので、
口座破綻と、レバレッジは関係無いと思います。
目次
資金100万円、レバレッジ10倍の場合のリスク許容範囲とは?
例えば、1ドル112円とした場合、現状では4万円程度の証拠金で1万通貨を建てる事が出来ます。
これが、10倍のレバレッジに引き下げた場合、単純に倍以上の資金が必要になる訳です。
以下は、1万通貨のポジションを建てるのに必要な証拠金の目安です。▼
※ドル円=112円 ユーロ円=133円で計算
通貨ペア | ドル円 | ユーロ円 | ユーロドル |
---|---|---|---|
レバ100倍 | 1万円 | 1.3万 | 1.3万 |
レバ10倍 | 12万 | 13万 | 13万 |
レバ25倍 | 4万 | 5.3万 | 5.3万 |
レバ50倍 | 2万円 | 2.6万 | 2.6万 |
こうして票にしてみると、仮に「10倍」規制が施行された場合、
海外ブローカーの「レバ100倍」と比較すると、10倍程金額が違ってきます。
1.0ロット(10万通貨)の取引であれば、この10倍の資金が必要です。
資金100万で取引に臨んだ場合、
レバレッジ10倍と、25倍でもロスカットレベルが大幅に異なってきます。
単純に考えて、最低でも今までの2.0倍~3.0倍の資金が必要になります。
1万通貨の取引を徹底するのであれば、
最低資金は30万程見ておいた方が良いでしょう。
10万通貨の取引がメインなら、与力300万くらいは無いと、
安全に運用が難しくなってきます。
こうなると、国内口座を気軽に使える人は激減しますし、
何よりも、メリットが何も有りません。
今後は「海外ブローカー乗り換え」や、「仮想通貨」に流れるユーザーが大勢出てくるかも?
国内口座の最大のメリットは、金融庁の傘下に有る為、出金トラブル等が少く、
「安全神話」がトレーダーの間で広まっているからでしょう。
しかし、国内ブローカーも呑み行為を普通に行っているので、一概に安全とは言えません。
(※日本語が通じるのが最大の魅力でしょうかね?)
管理人も国内ブローカーをメインに使ってきましたが、
レバレッジの規制や、「追証」等を考慮し、
海外ブローカーへと目線を切り替えました。
レバレッジ10倍規制は、未だハッキリとは決まっていないようですが、
前回の規制を考慮すれば、強行の可能性が高いと見ています。
10倍のレバレッジで大きく稼ぐのは、流石に難しいと思います。
この流れを受け、レバレッジの高い海外ブローカーに乗り換えの動きや、
「仮想通貨」市場にユーザーが流れ出しているとの事。
この動きは当分の間続くと思います。
人気の海外ブローカー一覧
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